読み終わりました。
かなりのハイペースで。
ぐいぐいとページをめくらせる力のある本です。
古地図と由来を引いて駅名を批判する §
古地図がベースになって、駅名の批判につながっているのは、根拠が明確で好感できます。使用されている古地図の中には、「ああ、あれ」と思えるものもあって、それらは私でも論旨の検証ができそうです。それは、好ましい特徴です。
しかし絶対的な変更要請の強引さは…… §
しかし、気になるのは、いくつかの駅名に対して、こうであるべきだという強い主張が見られることです。
いくら歴史的根拠があるとしても、そこまで強く正しさを主張するというのも、ちょっと行き過ぎという感があります。
後半はちょっと興味が…… §
千葉駅の変遷、横浜駅の変遷は、他の本でも読んだ話題なので、今ひとつ興味が燃え上がりませんでした。また、つくばエクスプレスの駅名批判も、何せ行ったこともない場所ばかりなので、良く分かりません。このあたりは、だいぶ斜め読みで飛ばしながら読み切りました。
結論 §
でも、けっこう面白いと思いました。